歌に教わる英文法

洋楽を通して英文法を理解しましょう

25.the rose - bette midler-関係代名詞「that」「who」と接続詞「that」の使い方

Some say love it is a river that (関係代名詞)drown the tender reed

(直訳)何人かは言う。愛、それは柔らかい葦を溺死させる川であると。

(意訳)愛とは河だという人がいる。か弱い若芽をのみ込んでしまうと。

Some say love it is a razor that (関係代名詞)leaves your soul to bleed

(直訳)何人かは言う。愛、それは出血する魂を奪う刃であると。

(意訳)愛とは刃だという人がいる。魂を傷つけ奪い去ると。

Some say love it is a hunger and endless aching need

(直訳)何人かは言う。愛、それは飢えで終わりのない苦しい欲求であると。

(意訳)愛とは飢えだという人がいる。決して満たされない渇望であると。

I say love it is a flower and you its only seed

(直訳)僕は言う。愛、それは花だと。そして君はその唯一の種子なのだと。

(意訳)僕は思う。愛、それは花であると。君は大いなる可能性を秘めているのだと。

It’s the heart afraid of breakin’ that (関係代名詞)never learns to dance

(直訳)それは決して踊ることを学ぶことはない傷つくことを恐れる心。。

(意訳)傷つくことを恐れたら楽しく踊ることも学べない。¥

It’s the dream afraid of wakin’ that(関係代名詞) never takes the chance

(直訳)それは、決してチャンスを掴むことはない、覚めることを恐れる夢。

(意訳)夢を諦めたらチャンスを掴むことはできない。

It’s the one who (関係代名詞)won’t be taken who(関係代名詞) cannot seem to give

(直訳)それは与えることができそうになく手に入れることができない人だ。

(意訳)与えることができない人は何も手に入れることもできない。

And the soul afraid of dyin’ that (関係代名詞)never learns to live

(直訳)そして決して生を学ぶことはできない死を恐れる心。

(意訳)死を恐れていては、生きる勇気を理解することはできない。

When the night has been too lonely and the roads has been too long

(直訳)夜があまりに長く、道があまりに長いとき

(意訳)夜が長く、独りぼっちで寂しいとき

And you think that(接続詞) love is only for the lucky and the strong

(直訳)そして愛が幸運と力だけであると君が考える

(意訳)そして運と力で世界が動くと思えても

Just remember in the winter for beneath the bitter snows

(直訳)冬の深い雪の下にあるものを覚えておくんだ

(意訳)でも、覚えておいて。冬の深い雪の下であっても

Lies the seed that (関係代名詞)with the sun’s love in the spring becomes the rose

(直訳)春には太陽の愛と共に薔薇になる種が横たわっているのだ。

(意訳)春には優しい日の光が育ててくれる薔薇の種子が芽生えることを

 

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【dictions】

some~:いくらかの~⇒~(人/もの)がある/いる

drown:(他動詞)~を溺死させる

reed:葦、葦

bleed:(自動詞)出血する

bitter snow:深い雪

 

今回は、ベット・ミドラーの1979年にアメリカで公開された「ローズ」の主題歌を取り上げました。

さて、英語の和訳にあたっては日本語のセンスも重要になると考えます。楽曲の和訳にあたっては直訳と意訳の双方を表記しましたが、英語の言い回しは日本語と比較して直接的です。直訳ではぎこちない表現になるため、日本語のセンスも必要になると考えます。要するに、英語と日本語の双方を学んでゆくことをお勧めします。語彙力は重要です。