歌に教わる英文法

洋楽を通して英文法を理解しましょう

7-1.tomorrow(トゥモロウ)ミュージカルアニーからpart1

 

  The   sun’ll     come     out  tomorrow

(冠詞)(名詞+助動詞)(自動詞)(副詞)(名詞)

(直訳)太陽は昇るはずだよ。明日も

(意訳)明日も陽は昇るよ

Bet    your bottom dollar that tomorrow.     There’ll   be     sun

(他動詞)(代名詞)   (形容詞) (名詞)  (代名詞)(名詞)  (副詞+助動詞)(be動詞)(名詞)

(直訳)その明日に君の(財布の)底にあるドルを賭けよう そこには太陽がある。

(意訳)やり切ってごらん。きっと良いことがあるよ、朝日が昇るころには

Just thinking about tomorrow

(副詞) (自動詞) (前置詞)(名詞)

(直訳)明日を考えるだけで

(意訳)前向きにいればこそ

 Clears    away the cobweb,  and      the sorrow.  ‘Til             there’s      none

(自動詞)(副詞)(冠詞)(名詞) (接続詞)(冠詞)(名詞)(前置詞)(副詞+be動詞)(代名詞)

(直訳)もやもやした想いも悲しみもそれまでに消えてしまうよ。

(意訳)気持ちが晴れるものさ

When            I’m                stuck     with      a       day     that      gray,     and     lonely

(接続詞)(代名詞+be動詞)(他動詞)(前置詞)(冠詞)(名詞)(代名詞)(形容詞(接続詞)(形容詞)

(直訳)辛くて寂しくて立ち往生してしまうとき

(意訳)どうしようもなく落ち込んでも

I   just stick out my chin and grin,    and    say     oh

(代名詞)(副詞)(自動詞)(前置詞)(代名詞)(接続詞)(自動詞)(接続詞)(自動詞)(間投詞)

(直訳)私はあごと歯をむきだしにするだけ。そして言うんだ

(意訳)歯を食いしばって耐え抜くんだ。そして口にしてみるんだ。

   The      sun’ll      come  out  tomorrow

(冠詞)(名詞+助動詞)(自動詞)(前置詞)  (名詞)

(直訳)明日の太陽は昇るはず

(意訳)明日はまた来るよ。

    So         you      gotta                 hang  on      ‘til  tomorrow.

(接続詞)(代名詞)(助動詞+自動詞+前置詞)(自動詞)(前置詞)(前置詞)(名詞)

(直訳)だから君は明日までしっかりつかまっておかないといけない。

(意訳)だから今はがんばろうよ。

Come   what    may

(自動詞)(代名詞)(助動詞)

(直訳)何が起こるかもしれない

(意訳)何が起ころうとも

 

Tomorrow, tomorrow.        I   love  ya  tomorrow

(名詞)   (名詞)  (代名詞)(他動詞)(代名詞)(名詞)

(直訳)明日、明日、僕は明日も君が好きです

(意訳)明日(は来る)、明日(は来る)、明日も君が好きだよ

      You’re           always   a      day   away

(代名詞+be動詞)(副詞)(冠詞)(名詞)(副詞)

(直訳)今日の先にいつも君はいるよ

(意訳)明日は君のためにあるよ

Tomorrow, tomorrow. I love ya tomorrow

(直訳)明日、明日、僕は明日も君が好きです

(意訳)また明日、また明日。ずっと君のことが好きだよ。

       You’re   always    a      day    away

(代名詞+be動詞)(副詞)(冠詞)(名詞)(副詞)

(直訳)今日の先にいつも君はいるよ

(意訳)明日はきっと君のためにあるのさ。

 

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【dictions】

詳細は次回にご案内します。

 

7回目になります。

今回はミュージカル「アニー」でお馴染みの「tomorrow(トゥモロー)

を取り上げました。この楽曲をカバーしたアーティストも少なくありませんが、

歌詞には英語独特の表現もあり初心者向けには格好の対象なると考えて取り上げて

みました。初心者諸君に厄介な英文法の知識として助動詞の存在があります。

「will」の和訳にはしばしば「~だろう」「~するつもり」と表現されますが、

この単語は実施される可能性高いことが暗示されます。従って、「きっと~する」

意思または「するはず」とのニュアンスが含まれます。可能性が低くなると採用される単語は他の助動詞(could / mightなど)が採用されます。この点ついては別の楽曲でも触れてゆきます。

また、「will」が「be going to」と同じ意味であると教わると思いますが、

「計画された予定」である事実に基づきます。英語圏の国でタクシーを利用すると

運転手さんは「where are you going」と聞いてくると思います。動詞の現在分詞形

には「~している」に限らず「(これから/今から)~する」というニュアンスが表されます。

 

 

 

6-2.over the rainbow(虹のかなたに)part2(文法編)-「wish/hope/want」の語順

Somewhere over the rainbow way up high

There’s a land I heard of once in a lullaby

Somewhere over the rainbow skies are blue

And the dreams that you dare to dream really do come true

Someday I’ll wish upon a star

And wake up where the clouds are far behind me

Where troubles melt like lemondrops away above the chimney tops

That’s where you’ll find me

Somewhere over the rainbow bluebirds fly

 

Birds fly over the rainbow why then oh why can’t I

If happy little bluebirds fly beyond the rainbow

Why, oh why can’t I

 

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【dictions】言い回し

Somewhere:どこかに

lullaby:子守歌

dare to 動詞(原型):あえて(思い切って)~する。「挑む」ニュアンスです。。

the dreams(主語)that(関係代名詞)you  dare(助動詞) to dream

君が見た夢と和訳しました

really do come true:「do」が「come true(実現する)」の意味を強めています。

upon:(前置詞)「on」と同意ですが、意味を強調します。

また決まった表現で使われる場合があります。

behind:(前置詞)~の後ろ(裏側/向こう側)に

(副詞)~の後ろに

melt :(自動詞)(ものが)融ける

    (他動詞)として ~を融かす

above:(前置詞)~の上に(の)対象物からは離れて存在する状態

on は対象物に接している状態

overは真上に覆いかぶさる状態を示します。

   (副詞)(名詞の後で)上に(の)⇔ below

find(他動詞):~を見つける

why :(副詞)なぜ

 

 

オズの魔法使い」で有名な楽曲です。「songs of century(世紀の名曲)」にも

選定されたスタンダードナンバーで多くのシンガーがカバーしました。この楽曲には

「dare」「wish」といった助動詞・動詞や「over」「up」「in」「upon」「behind」「above」の前置詞など英文法の理解を深めるいくつかの単語や言い回しがあります。聞き流して歌詞を覚えておけことで、いずれ個別の英単語の意味はニュアンスも理解することができると思います。動詞の意味を強める「do」と「wish」は英文法の理解を深める意味で知っていると便利な動詞です。次回は、ビリージョエルの「素顔のままで」

「just the way you are」をご紹介します。

 

 

英文法一つだけ学びましょう(ワンポイントgrammer) 第6回.「wish」は「hope」との違い

「wish」「hope」「want」との違いを理解しましょう。

 wish:実現する可能性が低い願望を「願う」。

    後ろには that 節が続くことが多いです。(thatは省略できます)

仮定法過去の語順で「~すれば/であったらよかった」と和訳されます。

 hope:実現する可能性を信じて「望む」。

    後ろにはthat節(語順は直接法)が続きます。

to do(不定詞)は「~することを望む」と訳されます。

〈注意〉

SV O to do(不定詞)使えません。

 want:「欲しい」と考える欲求。

「with」「hope」と異なるのは、実現する可能性には言及しません。

want to do で (do)したい

want O to doの語順で、O(人・もの)に (do)して欲しい。

that節は採用できません。

「wish」「hope」「want」は日常の会話でも非常に多くの場面で使われ、中学・高校の英文法の試験でも出題される可能性が高い動詞で、文法を理解していないと伝わりません。以前にも言及した通り、英文法では動詞が重要な役割りを果たします。動詞の後の語順や配置を誤ると話し手の意思が伝わらないばかりか、誤解される恐れがあります。煩雑な英文法を理解する例文が含まれる意味で楽曲は良い教材になるでしょう。

 

6-1.over the rainbow(虹のかなたに)part1

Somewhere over the  rainbow way up  high

   (副詞)      (前置詞)(冠詞)(名詞)       (名詞)(前置詞)(形容詞)

(直訳)どこか虹の上、さらに高いところに

(意訳)虹の向こうのはるかな彼方に

There’s      a    land   I  heard  of    once     in   a lullaby

(副詞+be動詞)(冠詞)(名詞)(代名詞)(自動詞)(前置詞)(形容詞)(前置詞)(冠詞)(名詞)

(直訳)場所がある。僕が子守唄で聴いた

(意訳)子守歌で聴いた場所があるんだ。

Somewhere over the rainbow skies are   blue

(副詞)          (前置詞)(冠詞)(名詞)    (名詞)(be動詞)(形容詞)

(直訳)どこか虹の上、空は碧い。

(意訳)虹の向こうの空は碧く

And  the dreams that   you      dare  to   dream really  do        come true

(接続詞)(冠詞)(名詞)  (関係代名詞)(代名詞)(他動詞)(前置詞)(他動詞) (副詞) (強調のdo)(自動詞)(副詞)

(直訳)そして、君がだめかもしれないと思っていた夢が本当に現実になるのさ。

(意訳)そして君がみた夢に見たことはきっと叶うよ

Someday  I’ll          wish  upon  a star

    (副詞)     (代名詞+助動詞)(他動詞)(前置詞)(冠詞)(名詞)

(直訳)いつの日にか僕は星に祈りたい

(意訳)いつの日にか僕は星に願いをかけるんだ。

And  wake  up     where the clouds are    far behind me

(接続詞)(助動詞)(前置詞)(関係副詞)(冠詞)(名詞) (be動詞)(副詞) (前置詞) (代名詞)

(直訳)そして目覚める。雲が僕の後ろにあるところで。

(意訳)そして僕の遥か後ろで雲がたなびく場所で目覚めるのさ。

Where  troubles melt      like   lemondrops away above the chimney tops

(関係副詞) (名詞) (自動詞)(前置詞)  (名詞)  (副詞)(前置詞)(冠詞)(名詞) (名詞)

(直訳)そこでよりは、苦しみはレモンの雫のように消え去る。煙突の先端の上に

(意訳)煙突よりもはるかに高く苦しみがレモンの雫のように消えてしまうところで。

That’s    where   you’ll     find     me

(代名詞+be動詞) (関係副詞)(代名詞+be動詞)(他動詞)(代名詞)

(直訳)それは君が僕を見つけるところ。

(意訳)そこで君が僕を見つけてくれる

Somewhere over   the rainbow bluebirds fly

(副詞)  (前置詞)(冠詞)(名詞)  (名詞) (自動詞)

(直訳)どこか虹を越えて青い鳥が飛んで行く

(意訳)(幸せの)青い鳥たちが虹の向こうに飛んで行く

Birds   fly  over   the rainbow why then    oh    why   can’t  I

(名詞)(自動詞)(前置詞)(冠詞)(名詞)  (疑問副詞)(副詞)(間投詞)(疑問副詞)(助動詞+副詞)(代名詞)

(直訳)鳥たちは虹を越えて飛んで行く。ところでああ、なぜできない、私は。

(意訳)鳥たちは虹を越えて飛んで行けるのに、なぜ僕にはできないのだろう

    If  happy little  bluebirds fly beyond the rainbow

(接続詞)(形容詞)(形容詞)  (名詞) (自動詞)(前置詞)(冠詞)(名詞)

幸せの小鳥たちは虹を越えて飛んでゆくのに

Why,  oh  why  can’t   I

(副詞)(間投詞)(副詞)(助動詞+否定語)(代名詞)

なぜ僕にはできないの?

 

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【dictions】

単語、文法、言い回しに関しては、次回にご案内いたします。

 

 

オズの魔法使い」で有名な楽曲です。「songs of century(世紀の名曲)」にも選定されたスタンダードナンバーで多くのシンガーがカバーしました。この楽曲には「dare」「wish」といった助動詞・動詞や「over」「up」「in」「upon」「behind」「above」の前置詞など英文法の理解を深めるいくつかの単語や言い回しがあります。聞き流して歌詞を覚えておけことで、いずれ個別の英単語の意味はニュアンスも理解することができると思います。動詞の意味を強める「do」と「wish」は英文法の理解を深める意味で知っていると便利な動詞です。

 

 

5-2.Top of the world(トップ・オブ・ザ・ワールド)カーペンターズpart2(文法編)-英語の時制

Such a feeling is coming over me

There is wonder in the most every thing I see

Not a cloud in the sky , got the sun in my eyes

And I won’t be surprised if it’s a dream

Everything I want the world to be

is now coming true especially for me

and the reason is clear, it’s because you are here

You are the nearest thing to heaven that I’ve seen

I’m on the top of the world lookin’ down on creation

And the only explanation I can find

Is the love that I’ve found ever since you’ve been around

Your loves put me at the top of the world

Something in the wind has learned my name

And it’s tellin’ me that things are not be the same

In the leaves on the trees and the touch of the breeze

There’s a pleasin’ sense the happiness for me

There is only one wish on my mind

When this day is through that I hope that I will find

That tomorrow will be just the same for you and me

All I need will be mine if you are here

I’m on the top of the world lookin’ down on creation

And the only explanation I can find

Is the love that I’ve found ever since you’ve been around

Your loves put me the top of the world

I’m on the top of the world lookin’ down on creation

And the only explanation I can find

Is the love that I’ve found ever since you’ve been around

Your loves put me at the top of the world

 

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【dictions】言い回し

coming over:やって来る。主語が感情を表す場合、急激な感情の高まりを示します。

wonder:驚き、驚嘆、思い

every thing:every の後は単数であること

                      everyは「それぞれ」のすべてなので単数です。

         「おのおの」という和訳が理解しやすいと思います。

got the sun in my eyes:(直訳)私の目に太陽が眩しい

           (意訳)太陽だってご機嫌さ

won’t:will not の短縮形で強い否定のニュアンスが含まれます。

   助動詞will には高い可能性のニュアンスがあります。

推量を意味する助動詞(以下、右にゆくほど推量が強まります

could <might<may<can<should<ought to<would<will<must

I’ve seen:現在完了形(経験)(和訳)見たことがある

can find:能力を示します

I’ve found:現在完了形(完了)(和訳)(ちょうど)気が付いた

Your loves put me at the top of the world

(直訳)君の愛が僕を世界の頂点においた

(意訳)君がいると僕は世界のてっぺんにいられるのさ

put :~を置く (set / place)などにも置き換えることができます。

  広い使い方ができるので辞書で例文を調べましょう。

And it’s tellin’ me that :(直訳)(that以下が)私に告げる

            (意訳)(that以下が)教えてくれる

5曲目の今回は「sing(シング)」と並んで英語の初心者の学習にうってつけの楽曲として「top of the world(トップ・オブ・ザ・ワールド)」をピックアップしました。

この楽曲は、

「come」「see」「get」「look」「find」「put」「tell」といった動詞のほかに

助動詞「will」

接続詞「that」

など英文法の理解を深めるための多くの単語があります。

この楽曲を和訳してみて気が付くのは、英語の和訳には動詞が最も重要な役割りを果たすことです。「トップ・オブ・ザ・ワールド」に限らず、会話でも頻繁に使われる動詞の和訳には、日本語の表現力も動員した能力が必要になると考えます。今回は男性の立場で和訳を進めましたが、オリジナルは女性の立場から和訳されており、英文法に忠実に和訳しようとするとどうしても一部がぎごちない日本語になってしまうことはご容赦ください。

 

動詞の時制は個別の単語ごとに「配慮」しなければなりません。この楽曲では、

「経験」「完了」を意味する現在完了形の事例が含まれます。

個人的には、完了形を理解することができれば英文法に関する知識は深まると考えます。

今回はまだ5曲目なので、個別の動詞の時制やニュアンスは多くの楽曲に触れてゆく中で少しずつ理解してゆきましょう。

重要なことは「楽しみながら」理解してゆくことです。

次回の6回目にはオズの魔法使いの中で歌われた「over the rainbow虹のかなたに)」を取り上げようと思います。

 

 

英文法一つだけ学びましょう(ワンポイントgrammer) 

第5回.英語の時制

英語の「時制」は、理論上は12種類に分類されると考えます。

内訳は、現在形、過去形、未来形に加え、それぞれの完了形(合計6種類)

さらに6種類の進行形を合計して12種類です。

ただ、実際の会話での頻度を考えてみると、現在形、現在完了形、それぞれの進行形、過去形と過去進行形、未来形あたりの理解度が進めば、幅広い場面で会話を楽しむことができるはずです。今回取り上げた「トップ・オブ・ザ・ワールド」では、現在完了形の「経験」と「完了」の表現が登場します。経験は「したことがある」、完了は「(ちょうど/今まさに)~したところだ」と和訳されます。

学校で学んだばかりの諸君は完了形の文法に少し混乱するかも知れません。面倒なことは面倒なので「わからないこと」を気に病む必要はありません。スルーしてしまいましょう。英語の習得は長い道のりです。

たった一度の講義(授業)で知識を習得できるケースは稀で、知識の「定着」が

必要です。「定着」のためには「反復」作業が必要です。勉強が面倒なので歌の力が

諸君の知識の「定着」の助けになればうれしいと考えます。

5-1.Top of the world(トップ・オブ・ザ・ワールド)カーペンターズpart1

 

   Such  a     feeling      is  coming    over     me

(形容詞)(冠詞)(名詞) (be動詞)(他動詞)(前置詞)(代名詞)

(直訳)そんな気分が訪れてきている

(意訳)むちゃくちゃいい気分なんだ

There      is  wonder  in          the  most    every     thing     I   see

(副詞)(be動詞)(名詞) 前置詞)(冠詞)(形容詞)(形容詞)(名詞)(代名詞)(自動詞)

(直訳)目に映る全てのものに最大の驚きがある。(意訳)見えるものそれぞれのことにわくわくするんだ。

Not  a     cloud        in    the       sky ,  got       the    sun        in   my  eyes.

(副詞)(冠詞)(名詞)(前置詞)(冠詞)(名詞)(他動詞)(冠詞)(名詞)(前置詞)(代名詞)(名詞)

(直訳)空には雲一つなく、僕の目に太陽が見える。

(意訳)空には雲ひとつなくて、お日様だってご機嫌さ

     And        I    won’t     be        surprised    if    it’s          a  dream

(接続詞)(代名詞)(助動詞)(be動詞)(他動詞) (接続詞)(代名詞+be動詞)(冠詞)(名詞)

(直訳)そして僕はそれが夢であったとしても驚かない。

(意訳)夢だったとしても驚くもんか

Everything  I        want     the    world    to       be

 (名詞) (代名詞)(他動詞)(冠詞)(名詞)(前置詞)(be動詞)

(直訳)僕が望む世界の全て。

(意訳)なんだって僕の思い通りさ

    Is    now  coming   true  especially      for  me

(be動詞)(副詞)(自動詞) (副詞)  (副詞)   (前置詞(代名詞)

(直訳)(が)特に僕にとって特別に真実となってくる。

(意訳)特に僕にとってはね。

    and   the    reason is        clear,      it’s        because  you      are  here

(接続詞)(冠詞)(名詞)(be動詞)(形容詞)(代名詞+be動詞)(接続詞)(代名詞)(be動詞)(副詞)

(直訳)そして、その理由は明確なんだ。それは何故ならば君がここにいるから。

(意訳)そう、理由ははっきりしてるんだ。(それは)君がここにいてくれるからさ。

      You  are       the     nearest thing to  heaven      that    I’ve  seen

(代名詞)(be動詞)(冠詞)(形容詞)(名詞)(前置詞)(名詞)(関係代名詞) (代名詞+助動詞)(自動詞)

(直訳)君は見たことのある天国の天使に一番近いんだ。

(意訳)君は僕が夢みた天使そのものさ。

          I’m        on         the     top   of     the  world lookin’ down on  creation

(代名詞+be動詞)(前置詞)(冠詞)(名詞)(前置詞)(冠詞)(名詞)(自動詞)(前置詞)(前置詞)(名詞)

(直訳)僕は世界のてっぺんから下界を見下ろしているのさ。

(意訳)天から見下ろす気分だ。

  And      the   only   explanation              I     can    find

(接続詞)(冠詞)(形容詞) (名詞)   (代名詞)(助動詞)(他動詞)

(直訳)そして唯一の僕に見出すことができる説明なんだ。

(意訳)そうとしか言えない(説明のしようが見つからない)んだ

Is  the love  that      I’ve     found ever since    you’ve    been around.

(be動詞)(冠詞)(名詞)(関係代名詞)(代名詞+助動詞)(他動詞) (副詞)(前置詞) (代名詞+助動詞)(be動詞)(副詞)

(直訳)君が寄り添ってくれてやっと(僕が見つけたものが愛なのか

(意訳)君が僕に本当の愛を教えてくれたんだね。

 

 

Your  loves put  me   at  the top  of   the world

(代名詞)(名詞)(他動詞)(代名詞)(前置詞)(冠詞)(名詞)(前置詞)(冠詞)(名詞)

(直訳)君の愛が僕を世界の頂点に置いてくれた。

(意訳)君が僕を夢見心地にしてくれるんだ。

 Something in   the     wind  has      learned    my       name

(名詞)  (前置詞)(冠詞)(名詞)(助動詞)(他動詞)(代名詞)(名詞)

(直訳)風の中の何かが僕の名を学んだんだ。

(意訳)風でさえ僕のことを伝えてくれているみたいだ。

And   it’s        tellin’  me  that things  are not  be   the  same

(接続詞) (代名詞+be動詞)(他動詞)(代名詞)(接続詞)(名詞)(be動詞)(副詞)(be動詞)(冠詞)(名詞)

(直訳)そして物事は同じじゃないって教えてくれるんだ。

(意訳)いつも同じものなんてありはしないってね。

    In     the   leaves  on       the     trees  and      the   touch   of the breeze

(前置詞)(冠詞)(名詞)(前置詞)(冠詞)(名詞)(接続詞)(冠詞)(名詞)(前置詞)(冠詞)(名詞)

(直訳)木々の葉やそよ風からもそれがわかるんだ。

(意訳)木の葉やそよ風からも伝わってくるのさ

  There’s   a  pleasin’ sense  the  happiness for     me

(副詞+be動詞)(冠詞)(形容詞) (名詞) (冠詞) (名詞) (前置詞)(代名詞)

(直訳)僕にとっての幸せが楽しい気分がある。

(意訳)そこが僕にとっては満ち足りた場所なんだとね。

There  is  only    one    wish on   my    mind

(副詞)(be動詞)(形容詞)(形容詞)(名詞)(前置詞)(代名詞)(名詞)

(直訳)僕の心にはたった一つの望みがある

(意訳)たった一つだけ願いがあるんだ。

 

When this  day  is  through that  I  hope  that  I   will  find

(接続詞)(代名詞)(名詞)(be動詞)(副詞)(接続詞)(代名詞)(他動詞)(接続詞)(代名詞)(助動詞)(他動詞)

(直訳)時間が過ぎ去っても僕は見つけられるって願うよ。

(意訳)時が過ぎていっても、僕はずっと祈っているよ

That tomorrow will  be   just  the same  for  you  and   me

(代名詞)(名詞) (助動詞)(be動詞)(副詞)(冠詞)(名詞)(前置詞)(代名詞)(接続詞)(代名詞)

(直訳)明日は(君と僕の)今日と同じ日になりそうさ。

(意訳)僕らにとって明日も今日と同じ(幸せ)でありますように

All    I    need   will  be    mine   if    you  are here

(代名詞)(代名詞)(他動詞)(助動詞)(be動詞)(代名詞)(接続詞)(代名詞)(be動詞)(副詞)

(直訳)そして僕が必要なすべては君がここに一緒にいて僕のものであることなんだ

(意訳)だから僕は君と一緒にいるだけでいいんだ。

   I’m    on    the  top    of        the  world lookin’ down  on creation

(代名詞+be動詞)(前置詞)(冠詞)(名詞)(前置詞)(冠詞)(名詞)(自動詞)(前置詞)(前置詞)(名詞)

(直訳)僕は世界のてっぺんから下界を見下ろしているのさ。

(意訳)点にも昇る気分なのさ。

And      the     only     explanation  I        can        find

(接続詞)(冠詞)(形容詞) (名詞) (代名詞)(助動詞)(他動詞)

(直訳)そして僕が見出すことができるたった一つの説明なんだ

(意訳)僕にはそうとしか言えないんだ。

Is the love that I’ve found ever since you’ve been around

(意訳)君がいるから僕は知らなかった愛に気が付いたんだ

(意訳)君が寄り添ってくれて初めて僕は気づいたのさ。

Your loves put me the top of the world

(直訳)君の愛が僕を世界のてっぺんに押し上げてくれる。

(意訳)天にも昇る気分なのさ。

I’m on the top of the world lookin’ down on creation

(直訳)僕は世界のてっぺんから下界を見下ろしているのさ。

(意訳)天から見下ろす気分だ。

And the only explanation I can find

Is the love that I’ve found ever since you’ve been around

Your loves put me at the top of the world

 

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【dictions】

単語、文法、言い回しに関しては、次回にご案内いたします。

4-2.I write the songs(歌の贈りもの)バリー・マニロウpart2(文法編)‐使役動詞「make」

I’ve been alive forever and I wrote the very first song

I put the words and the melodies together

I am music and I write the songs

I write the songs I make the whole world sing

I write the songs of love and special things

I write the songs that make the young girls cry

I write the songs , I write the songs

My whole lies deep within you

And I got my own place in your soul

Now when I look out through your eyes

I’m young again even though I very old

 

I write the songs I make the whole world sing

I write the songs of love and special things

I write the song that make the young girls cry

I write the songs , I write the songs

 

Oh my music makes you dance and

gives you spirit to take a chance

And I wrote some rock’n roll, so you can move

Music fills your heart well that’s a real fine place to start

It’s from me , it’s for you

It’s from you , it’s for me

It’s a worldwide symphony

 

I write the songs I make the whole world sing

I write the songs of love and special things

I write the song that make the young girls cry

I write the songs , I write the songs

I am music and I write the song

 

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【dictions】

I’ve been:現在完了形。「僕は今までずっと生きてきた」と訳せます。

put:ある位置に据え付けるニュアンスで、置くものや置く場所によって和訳は変化します。

歌詞の和訳は「表現する」と和訳しました。

        「記入する」「書きつける」と和訳することもできます。

express  よりカジュアルな表現です。 

 類似の単語に lay / set / place があります

 個別の単語のニュアンスを以下に示します。

 put:ものを 「置く」 ことを表します。

 lay:置くという意味ではput と同じですが、「水平に横たえる」 意味。

 set:定位置に「据える」意味

 place:「put」より堅い表現。

I make the whole world sing 

(直訳)私は世界を歌わせる

(意訳)世界中を歌で埋め尽くす

make O do: Oに( do )させる。

make / have / get /let 動詞によって変化するニュアンスにいて

例文を参考に理解してください。例文は辞書やWEBを参考にすると良いでしょう。

make the young girls cry:(直訳)若い女の子たちを泣かせる

            (意訳)若い女の子たちを感動させる

「make」 はカーペンターズの「sing」 でも取り上げました。広く使える動詞です。

My whole lies deep within you

    (直訳)私の全体は君と共に深いところに横たわっています。

  (意訳)僕はそっくりそのまま君の心の奥底にいるよ。  

  whole:(名詞)全体、全部   (例)ホールケーキ

  lie:(自動詞) 横たわる(一時的な状態であれば be lying とできます)

cry:喜びや驚き、苦痛などで(思わず‐unconsciously)に叫ぶ

   Shout は大声で叫ぶ exclaim は一種の感情で突然大声を出す。

gives you spirit : gvive (V) you (O) spirit (O)  第4文型

(直訳)君に魂を与える。 ⇒ (意訳)君に機会を提供する(あげる)

to take a chance:不定詞の形容詞用法です。直前のspiritを修飾します。

 

この楽曲は邦題「歌の贈り物」として1975~76年にヒットしました。

歌詞の受け取り方によっては独善的に聞こえてしまいますが、

英文法を学ぶ上で多くの材料を与えてくれる楽曲で、ここで理解してほしいことは、

英語では動詞が重要な役割を果たす、ということです。

英文法の理解を深めるためには、「動詞」を理解することが重要であると考えます。

「他動詞」「自動詞」の区別、「前置詞」や「接続詞」などの品詞、

さらに「時制(現在・過去・未来・完了など」を正確に理解することは容易ではありませんが、英語の楽曲の中には多くのヒントが含まれます。

好きな楽曲を覚えると、日本人が習得に手間取る文法を理解しやすくなると考えます。

「歌の贈り物」の歌詞には、中学生が今後の学習の中で必須になるいくつかの動詞、

「put」「make」「cry」「lie」「get」「take」「give」といった単語が含まれていますので、

もし、この楽曲を気に入られたら、例文を「書き写して」みてください。

前出の単語の使用例は大変広く、

例文を書き写す作業の中で、皆さんの英文法の知識も深まりますよ。

6曲目の次回は「top of the world(トップ・オブ・ザ・ワールド)」を取り上げます。

 

英文法一つだけ学びましょう(ワンポイントgrammer) 第4回.使役動詞「make」

再三お話している通り、英文法の理解を深めるためには「動詞」のニュアンスの理解を進めることが重要です。

今回の楽曲では「let」に続いて使役動詞「make」を取り上げます。この単語の元々は「何かを製作する」「あるものを別の形・状態にする」という意味で派生します。

使役動詞して用いられる場合、

主語(人)- make -目的語(人・もの)- to do動詞(原形) の語順で

(人)が(人・もの)に(強制的にまたは無意識に) (do)させると和訳されます。「let」のような「許容」するニュアンスはありません。

これまで紹介してきた数々の動詞は使用頻度が高いものばかりです。会話でも文章でも目に触れやすい単語ばかりですので、多くの例文に触れて使い方を理解しましょう。

映画からも参考になります。

4-1.I write the songs(歌の贈りもの)バリー・マニロウpart1

I’ve been  alive  forever and   I   wrote the  very  first  song

(代名詞)(現在完了)(形容詞)(副詞)  (接続詞) (代名詞)(自動詞)(冠詞)(副詞)(形容詞)(名詞)

(直訳)僕は永遠を生きてきた。永遠の生を。そして描いたのさ、(まさに)初めての曲を。

(意訳)僕が生まれて初めて描いた歌を贈るよ

I          put   the  words and  the melodies together

(代名詞)(他動詞)(冠詞)(名詞) (接続詞)(冠詞)(名詞)   (副詞)

(直訳)詩とメロディを一緒に表現したのさ。

(意訳)心を込めて曲にしたんだよ。

I   am  music and   I  write  the songs

(代名詞)(be動詞)(名詞)(接続詞)(代名詞)(他動詞)(冠詞)(名詞)

(直訳)僕が音楽、そして僕が作った曲さ。

(意訳)僕が心を込めて使った曲さ。

I   write  the songs  that   make the   whole world sing

(代名詞)(他動詞)(冠詞)(名詞)(関係代名詞)(他動詞)(冠詞)(形容詞)(名詞)(自動詞)

(直訳)僕は歌を書くよ。僕が世界中を歌で埋め尽くす曲を

(意訳)世界中を歌で埋め尽くしたいのさ。

I   write  the  songs of   love and  special things

(代名詞)(他動詞)(冠詞)(名詞)(前置詞)(名詞)(接続詞)(形容詞)(名詞)

(直訳)僕は愛の曲を書くんだ。特別な愛を。

(意訳)心を込めた曲を贈るよ。

I   write  the  songs   that        make the  young  girls  cry

(代名詞) (他動詞)(冠詞)(名詞) (関係代名詞)(他動詞)(冠詞)(形容詞)(名詞)(自動詞)

(直訳)僕は曲を書くのさ。若い女の子たちを泣かせる(感動させる)曲を

(意訳)最高に泣かせる曲にするよ。

I        write   the songs , I   write the songs

(代名詞) (他動詞)(冠詞)(名詞)(代名詞)(他動詞)(冠詞)(名詞)

(直訳)僕は曲を書くのさ。僕は曲を書くんだ。

(意訳)全身全霊を込めて作った曲を。

My   whole lies   deep within you

(代名詞)(名詞) (自動詞)(副詞)(前置詞)(代名詞)

(直訳)僕はそっくりそのまま君の心の奥底にいるよ。

(意訳)いつも君に寄り添っているよ。

And    I   got   my     own   place   in      your   soul

(接続詞)(代名詞)(他動詞)(代名詞)(形容詞)(名詞)(前置詞)(代名詞)(名詞)

(直訳)そして僕は君の魂の中に僕の居場所を得たんだ。

(意訳)僕は君の心の中で生き続ける。

Now   when      I      look out through your eyes

(名詞)(関係副詞)(代名詞)    (他動詞)  (前置詞) (代名詞)(名詞)

(直訳)今、僕が君の眼を通して注意して視るとき

(意訳)君の眼を通して見てみると

I’m      young again even  though  I’m     very old

(代名詞+be動詞)(形容詞) (副詞)(形容詞)(接続詞)(代名詞+be動詞)(

(直訳)年老いた僕でも若くなれるんだ。

(意訳)年齢は関係無くなるよ。

I write the songs I make the whole world sing

I write the songs of love and special things

I write the song that make the young girls cry

I write the songs , I write the songs

 

Oh       my    music makes you  dance

(間投詞)(代名詞)(名詞) (他動詞)(代名詞)(他動詞)

(直訳)さあ僕の歌で踊らせてみせるし

(意訳)踊りたい気持ちにだってさせられるし

And   gives   you  spirit to    take    a chance

(接続詞)(他動詞)(代名詞)(名詞)(前置詞)(他動詞)(冠詞)(名詞)

(直訳)君にチャンスを手にする精神をあげるよ。

(意訳)チャンスを手にすることだってできるよ。

And       I      wrote   some rock’n roll, so     you      can   move

(接続詞)(代名詞)(他動詞)(形容詞) (名詞)    (接続詞)(代名詞)(助動詞)(自動詞)

(直訳)そしてロックンロールを書くよ、それで君は踊ることができるんだ。

(意訳)君が踊りたくなる曲だって描けるよ。

Music fills  your  heart well     that’s          a     real  fine   place  to  start

(名詞)(他動詞)(他動詞)(名詞)  (副詞)(代名詞+be動詞)(冠詞)(形容詞)(形容詞)(名詞)(前置詞)(自動詞)

(直訳)音楽が君の心をしっかりと満たして本当に素晴らしい世界が始まるんだ。

(意訳)素晴らしい世界の扉が開かれるよ。

It’s     from    me ,       it’s             for      you

(代名詞+be動詞)(前置詞)(代名詞) (代名詞+be動詞) (前置詞)(代名詞)

(直訳)それは僕のために。それは君のために

(意訳)僕から君に

It’s            from     you ,      it’s                   for     me

(代名詞+be動詞)(前置詞)(代名詞) (代名詞+be動詞) (前置詞)(代名詞)

(直訳)君から僕に

It’s a worldwide symphony

(代名詞)

世界中が奏でる音でいっぱいにしてみせるよ。

 

I write the songs I make the whole world sing

I write the songs of love and special things

I write the song that make the young girls cry

I write the songs , I write the songs

I am music and I write the song

 

 

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【dictions】

単語、文法、言い回しに関しては、次回にご案内いたします。

 

【楽曲について】

この楽曲は邦題「歌の贈り物」として1975~76年にヒットしました。歌詞の受け取り方によっては独善的に聞こえてしまいますが、英文法を学ぶ上で多くの材料を与えてくれる楽曲で、ここで述べたいことは、英語では動詞が重要な役割を果たす、ということです。「他動詞」「自動詞」の区分け、「前置詞」や「接続詞」、さらに「時制(現在・過去・未来・完了など」を正確に理解することは容易ではありませんが、英語の楽曲の中には多くのヒントが含まれます。好きな楽曲を覚えると、日本人が習得に手間取る文法を理解しやすくなると考えます。「歌の贈り物」の歌詞には、中学生が今後の学習の中で必須になるいくつかの動詞、

「put」「make」「cry」「lie」「get」「take」「give」といった単語が含まれていますので、もし、この楽曲を気に入られたら、例文を「書き写して」みてください。前出の単語の使用例は大変広く、例文を書き写す作業の中で、皆さんの英文法の知識も深まりますよ。

5曲目になる次回は「top of the world(トップ・オブ・ザ・ワールド)」を取り上げます。