歌に教わる英文法

洋楽を通して英文法を理解しましょう

9-2.I just called to say I love you(心の愛)スティービー・ワンダー_part2(文法編)-「howと形容詞」

No new year’s day to selebrate

No chocolate covered candy hearts to give away

No first of spring no song to sing

In fact here’s just another ordinary day

No April rain no flowers bloom

花が咲く雨の降る4月でもないし

No wedding Saturday within the month of June

But what it is, is something true

Made up of these three words that I must say to you

 

I just called to say I love you

I just called to say how much I care

I just called to say I love you

And I mean it from the bottom of my heart

 

No summer’s high no warm July

No harvest moon to light one tender August night

No autumn breeze no falling leaves

Not even time for birds to fly to southern skies

No Libra sun no Halloween

No giving thanks to all the Christmas joy you bring

But what it is, though old so new

To fill your heart like no three words could ever do

 

I just called to say I love you

I just called to say how much I care

I just called to say I love you

And I mean it from the bottom of my heart

 

 

【dictions】言い回し

day to selebrate:祝う新年(不定詞-形容詞用法)

hearts to give away:贈る心(不定詞-形容詞用法)

no song to sing:歌う歌(不定詞-形容詞用法)

just:完了形の文章で用いられることが多いが、過去形と併用してもOK.

  副詞の場合は修飾語句によるニュアンスに注意。

  She just don’t like him. 彼女は彼を好きではないだけ

  She don’t just like him. 彼女は彼をただ好きだというわけではない。

              → 彼女は彼をどうしようもなく大好き。

mean:楽曲でのようにthat節が続くと 

「that以下を意味する/意図する。」となります。

 

 

英文法一つだけ学びましょう(ワンポイントgrammer) 第9回.howの使い方

副詞である 「how」 は会話では頻繁に登場します。一般的には「どのように(して)」「どれほど」

「どんな」と和訳されるケースが多いようですが、「how」の使い方を学ぼうとする場合は、形容詞と

のセットで覚えることをお勧めします。今回紹介しました楽曲(邦題「心の愛」)の歌詞の中では、

「how much I care」と歌われています。想いの深さは計ることができないので「how much」となりますが、計算することができる物の数量は「how many」距離は「how far(long)」身長は「how tall」重さは「how heavy」(人の体重は「how weigh」体重は聞き難いですね)など修飾することができる形容詞は幅広く存在します。

また、how₋形容詞(または「what a名詞」)の語順で感嘆文に使われる場合もあります。ただ、感嘆文は堅苦しい印象を与えるので形容詞のアクセントを強めるだけで意図は伝わります。「It’ amazing」と表現すれば「how amazing you are」

と同じように伝わります。

 海外の方々と仕事をしていた頃、よく「日本人の英語はまわりくどい」と言われました。意思を伝えるには、少ない単語の文章の方が簡潔です。簡潔な文章で意思をつたえるために全出のような「言い回し」を学んでゆきましょう。そのために英文法が役に立ちます。

11-1.I need to be in love(青春の輝き)カーペンターズ_part1

  The  hardest  things        I’ve               ever   done      is    keep believin’

(冠詞) (形容詞)       (名詞)  (代名詞+助動詞)         (副詞)   (自動詞)(be動詞)(他動詞)       (他動詞)

(直訳)僕が今まで信じ続けてきた一番苦しかったことは信じ続けること

(意訳)信じて報われないことほど苦しいことはない

     There’s   someone     in  this    crazy word   for      me

(代名詞+be動詞)(代名詞) (前置詞)(代名詞)(形容詞)(名詞)(前置詞)(代名詞)

(直訳)僕にとってクレイジーな世の中にも(運命の)人はいるんだ。

(意訳)一体誰を信じればいいのか僕には理解することができないんだ。

  The  way     that   people come and   go through temporary lives

(冠詞)(名詞)(関係代名詞)(名詞)             (自動詞)   (接続詞)(自動詞)    (前置詞)           (形容詞) (名詞)

(直訳)人々が行き交う一時の生活の中の道

(意訳)一時の出会いと別れの出会いにも

   My chance could  come     and   I might never know

(代名詞)(名詞)    (助動詞)(自動詞) (接続詞)(代名詞)(助動詞) (副詞) (自動詞)

(直訳)僕にもチャンスが訪れるかもしれないが、僕は決して気づかない

(意訳)今まで知らなかった出会いがあるかもしれない。

 I    used to   say      no promises’   let’s     keep  it  simple

(代名詞)(助動詞)        (自動詞)(形容詞)(名詞)      (他動詞+代名詞)(他動詞)      (代名詞)(形容詞)

(直訳)僕は約束など要らない シンプルなままにしていてって言ってきたけど

(意訳)難しいことはわからない。

    If    freedom only  helps  you     say  good-bye

(接続詞) (名詞)      (副詞) (他動詞)(代名詞)(自動詞)(名詞)

(直訳)もしも、自由が君に別れを告げさせるだけなら

(意訳)君が離れてゆくようにさせたなら

  It       took   while     for     me      to  learn    that   nothin’ comes for free

(代名詞)(他動詞)(接続詞)(前置詞)(代名詞)(前置詞)(他動詞)(関係代名詞)(代名詞) (自動詞) (前置詞)(形容詞)

(直訳)僕には時間がかかった。何も自由をもたらさないことを理解するまで

(意訳)自由から得るものはないと知ることに時間がかかってしまった。

 The  price     I’ve    paid    is       high  enough for    me

(冠詞)(名詞)(代名詞+助動詞)(自動詞)   (be動詞)(形容詞)(副詞)   (前置詞)(代名詞)

(直訳)僕が支払ってきた代償は僕には十分すぎるものだったんだ。

(意訳)かかった代償には耐えられない

    I      know    I         need   to         be      in     love

(代名詞)(他動詞)(代名詞)(他動詞)(前置詞)(be動詞)(前置詞)(名詞)

(直訳)わかっているのさ。恋をしていなければということは

(意訳)だから寄り添ってくれる誰かが必要なのさ。

   I     know   I’ve  wasted too much time

(代名詞)(他動詞)( (代名詞+助動詞)(他動詞)  (副詞)  (形容詞)(名詞)

(直訳)わかっているのさ。多くの時間を失ってしまったことは。

(意訳)そうさ、時間を浪費してしまった。

    I      know      I         ask  perfection  of   a    quite imperfect world

(代名詞)(他動詞)( (代名詞)(他動詞) (名詞) (前置詞)(冠詞)(副詞)      (形容詞)            (名詞)

(直訳)わかっているのさ。不完全な世界で完璧を求めていることは。

(意訳)そうさ、完璧など望みえないのさ。

  And   fool  enough to      think    that’s          what     I’ll             find

(接続詞)(形容詞)(副詞) (前置詞)(自動詞)(代名詞+be動詞)(代名詞)(代名詞+助動詞)(他動詞)

(直訳)僕が見つけたものを考えることは(充分に)愚かなことだったんだ。

(意訳)何かに期待することは愚かなことだった。

    So   here     I      am     with  pockets  full      of  good intentions

(接続詞)(副詞)(代名詞)(be動詞)(前置詞)(名詞) (形容詞)(前置詞)(形容詞)   (名詞)

(直訳)そう、ここに僕は素敵な思いがいっぱいのポケットと一緒にいるのに

(意訳)そう。僕のポケットは素敵な想いで満ちているのに

 

   But   none  of    them  will    comfort me tonight

(接続詞)(代名詞)(前置詞)     (代名詞)(助動詞)  (他動詞)       (代名詞)(名詞)

(直訳)でも、今夜はそのどれも僕を労わってくれない。

(意訳)それでも何も夜の闇から僕を解き放つことはない。

      I’m    wide awake    at     four A.M. without  a  friend  in sight

(代名詞+be動詞)(形容詞)(形容詞)     (前置詞)(形容詞)(副詞)(前置詞)  (冠詞)(名詞)(前置詞)(名詞)

(直訳)僕は午前4時に醒めていても友達はいない。

(意訳)眠れない夜でも誰も寄り添ってはくれない。

Hanging on    a    hope  but       I’m        alright

(自動詞)(前置詞)(冠詞)(名詞)(接続詞)(代名詞+be動詞)(形容詞)

(直訳)けれど希望は持っているんだ。僕は大丈夫。

(意訳)それでも僕はへこたれないさ。

I know I need to be in love

I know I’ve wasted too much time

I know I ask perfection of a quite imperfect world

And fool enough to think that’s what I’ll find

 

I know I need to be in love

I know I’ve wasted too much time

I know I ask perfection of a quite imperfect world

And fool enough to think that’s what I’ll find

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8-2.just the way you are(素顔のままで)partt2(文法編)‐動詞「take」

Don’t go changing to try and please me

You never let me down before

Don’t imagine you’re too familiar

I don’t see you anymore

I would not leave you in times of trouble

We never could have come this far

I took the good times ,I’ll take the bad times

I’ll take you just the way you are

Don’t go trying some new fashion

Don’t change the color of your hair

You always have my unspoken passion

Although I might not seem care

I don’t want clever conversation

I never want to work that hard

I just want someone that I can talk to

I want you just the way you are

I need to know that you will always be

 

The same old someone that I knew

What will it take till you believe in me

The way that I believe in you

 

I said I love you and that forever

And this I promise from the heart

I could not love you any better

I love you just the way you are

 

I don’t want clever conversation

I never want to work that hard

I just someone that I can talk to

I want you just the way you are

 

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【diction】言い回し

go changing:~変わってゆくgo doing の表現は「~しに行く」と訳されます。

to try不定詞の場合は「~しようとする」と和訳されます。成功していません。

一方、trying と表現された場合は、「(試しに)やってみた」と和訳され

ます。つまり、成功したことを示します。

please me:(他動詞)「私を楽しませる」と訳されます。

「自動詞」「他動詞」の区別が重要です。

let : (他動詞) SVO do(動詞の原形)の語順で (人が)(人に)~させてあげる  または

            ~することを許す(allow) と和訳できます。

Would not :形は過去形ですが「(たぶん)~しない、するつもりはない」と和訳されます。

 推量を示す(~だろう、~するつもり)と訳される助動詞には推量の強さによって

推量を意味する助動詞(以下、右にゆくほど推量が強まります

could <might<may<can<should<ought to<would<will<must

 また、canよりcould  will より would の方が丁寧な表現です。

could have come:仮定法です。実際にはなかったことを意味します。

took the good times:良いとき(楽しいとき)を過ごすと訳されます。

go trying:変わろうとする

might:一般的には推量を示す場合が多く 「~かも知れない」と和訳されます。

want:欲求を示しますが、SVO to do/doing の語順です。

    Want towannaと表現されることが多いです。

   〈注意〉that節/wh節は採用できません。

could:過去形ですが、推量を示す表現です。和訳はpart1に示しました。

 

英文法一つだけ学びましょう(ワンポイントgrammer) 

第8回動詞 「take」と「句動詞」

英文法を理解するためには動詞(特に語順)を理解することを勧めます。

「say」「tell」「talk」「speak」「let」「make」「wish」「hope」をはじめ、頻繁の高い動詞をいくつか取り上げましたが、今回は「take」を取り上げます。英和辞典「ジーニアス」では4ページ以上を割いており、活用範囲が広い単語なのです。「take」を「取る」だけの理解ではも勿体ないです。基本的だけで4点の意味を持ちますが、さらに広い意味を持っています。以下に基本的な4点を記します。(「ジーニアス」の転記です)

  • 持ってゆく、または連れてゆく、導く(lead/carry)

SVO1O2 の語順で

主語となる〈人間がO1の所へO2(もの)を持ってゆく〉

SVO2 to O1 の語順で

主語となる〈人(物)がO2O1に連れてゆく(持ってゆく)〉

SVO+M(修飾語句)の語順で(乗り物が)O(人)を連れてゆく〉

              〈(道、方法が)O(人)を導く〉

語順は [ give ] が参考になりますが、SVO1O2の語順は不可です。

  • ~をする

(例)take a walk / take a bath /take an oath / take a nap /

take a vacation / take a bite

have でも可。(行動が継続する場合)(例)have a break

  • ~をとる(取る/撮る/執る/採る/摂る)

SVO+M〈人が(人・もの)を手に取る/掴む/握る/抱く〉

類語:clutch/grab/grasp/seize/snatch

(例)He took a glass from the shelf.

      She took her son in her arms.

〈軍隊などが(場所)を占領する(力ずくで)〉

SVO 〈人が(人・もの)を(~から)選ぶ〉

    〈人が(もの)を受け取る/もらう〉

  • 必要とする

SV(O1)O2 to do (進行形不可)費用がかかる場合は「cost」

〈もの・事は(O1が)~するのにO2(時間・労力・知力)がかかる。〉

(例)The novel took him two years to write

SVO 〈人が(場所・位置)を占有する〉

  • 引き受ける

SVO 〈人が(仕事・科目など)を引き受ける〉〈(責任)を負う〉

  • その他

SVO+(M)  O(事・もの・人)を(一定の方法で)受け止める。

     (人)が(機会など)を利用する。/取り上げる。

        (人)が(手段など)を講じる。/採る。/用いる。

        (人)が(薬)を飲む。/服用する。

        (人)が~を書き留める。/記録する。

                (人)が(もの)を買う/借りる/盗む

        (人)が(感情)を抱く/持つ

   SV it that節 ~だと思う as OでOとみなす

   take away (from/off) ≒steal

   be taken ≒kill 肉親に用いる

以上の通り「take」にはこれほどに広い意味を網羅しています。これほど意味が広いと使い方は単純ではありません。紹介した「素顔のままで」での「take」の和訳には日本語のセンスも動員する必要があるでしょう。

最後になりますが、これから英語の語学力を伸ばそうとされる皆さんには「take」に限らず、ある単語を別の単語に置き換える「リフレイズ」の能力を学習することを提案します。「take」には上記の通り、広い意味を網羅しますので、単語の類義語や同義語、反意語、さらに単語の音節に注意を払い、音節から語幹、語尾の表現を学ぶことで新たに接する単語の意味を推測する能力が養われます。

 

10-1.yesterday once more カーペンターズ_part1

 When     I        was       young        I’d           listen   to      the    radio

(関係副詞)(代名詞)(be動詞)(形容詞)(代名詞+助動詞)(自動詞)(前置詞)(冠詞)(名詞)

(直訳)私が若かった頃、ラジオを聴いていました。

(意訳)若かったころにはよくラジオを聴いたものさ

     Waitin’           for       my       favorite songs

(自動詞-現在分詞)(前置詞)(代名詞)(形容詞)(名詞)

(直訳)好きな曲を待ちながら

(意訳)お気に入りの曲がかからないか待っていたよ

   When      they      played         I’d                  sing  along

(関係副詞)(代名詞)(自動詞)(代名詞+助動詞)(自動詞)(副詞)

(直訳)それらが演奏されたときには僕は一緒に歌ったものさ。

(意訳)そんな曲がかかると口ずさんだものさ

   It      made  me    smile

(代名詞)(他動詞)(代名詞)(自動詞)

(直訳)それが僕を微笑ませる

(意訳)ニコニコしながらね

 Those    were      such     happy   times   and    not so  long ago

(代名詞)(be動詞)(形容詞)(形容詞)(名詞)(接続詞)(副詞)(副詞)(形容詞)(副詞)

(直訳)そんな幸せな時間だったんだ。それほど昔ではないけれど。

(意訳)懐かしいなあ。それほど昔ではないのだけれど。

How  I    wondered where       they’d   gone

(副詞)(代名詞)(他動詞)      (疑問副詞)(代名詞+助動詞)(自動詞)

(直訳)そんな曲たちはいったいどこに行ってしまったんだろう。

(意訳)また聴いてみたいものだなあ。

   But        they’re         back again just   like      a    long     lost      friend

(接続詞)(代名詞+be動詞)(副詞)(副詞) (副詞) (前置詞)(冠詞)(形容詞)(形容詞)(名詞)

(直訳)でもそんな曲たちが戻ってきたよ。ちょうど古い友達たちのように

(意訳)また聴くことができれば古い記憶も蘇るだろうに。

   All         the  songs    I       loved    so  well.

(形容詞)(冠詞)(名詞)(代名詞)(他動詞)(副詞)(副詞)

(直訳)みんな大好きな曲たちだったんだ。

(意訳)どの曲にも想い出があって

 Every   sha-la-la-la , every wow-wow still shines

(形容詞)(擬音語) (形容詞)(擬音語) (形容詞(自動詞)

(直訳)(every sha-la-la-la  every wow-wowのフレーズはまだ輝いて

(意訳)歌詞は今でも輝いて

 

 Every shing-a-ling-a-lings

(形容詞)   (擬音語)  

(直訳)奏られるすべての音が譜面で音を鳴らすんだ。

(意訳)すべてのメロディラインが心地よく響くんだ。

 That         they’re            startin’       to       sing      so      fine

(接続詞)(代名詞+be動詞)(他動詞)(前置詞)(自動詞)(副詞)(形容詞)

(直訳)そんな曲たちが楽しく歌い始めるんだ

(意訳)そんな曲たちが僕を心地よくさせるのに

  When       they     get   to      the   part

(関係副詞)(代名詞)(自動詞)(前置詞)(冠詞)(名詞)

(直訳)ただ曲がそのくだりにさしかかり

(意訳)そんな好きなナンバーが、あるくだりでは

  Where           he’s            breakin’ her heart

(関係副詞)(代名詞+be動詞)(他動詞)(代名詞)(名詞)

(直訳)彼が彼女を傷つけるくだりでは

(意訳)彼女を傷つけるときもあって

  It          can      really make me  cry     just  like   before

(代名詞)(助動詞)(副詞)(他動詞)(代名詞)(自動詞)(副詞)(副詞)(前置詞)

(直訳)僕は昔と同じように泣いてしまうんだ。

(意訳)涙を流さずにはいられないんだ。

   It’s         yesterday once more

(代名詞+be動詞)(名詞) (副詞)(副詞)

(直訳)昨日にもう一度(戻りたい)

(意訳)そんな想い出と共にするのも悪くはないものだけれど。

 Lookin’  back    on   how       it      was    in      years    gone    by

(自動詞)(副詞)(前置詞)(関係副詞)(代名詞)(be動詞)(前置詞)(名詞)(自動詞)前置詞)

(直訳)過ぎ去った何年か前を振り返ってみると

(意訳)思い返せば

  And   the   good  times    that      I   had

(接続詞)(冠詞)(形容詞)(名詞)(関係代名詞)(代名詞)(助動詞)

(直訳)幸せな時間があって

(意訳)満ちたるときもあったが

  Makes today seem  rather sad

(他動詞)(名詞)  (自動詞)(副詞)(形容詞)

(直訳)むしろ僕を悲しくさせる。

(意訳)それも想い出の彼方になってしまった。

  So    much  has changed

(副詞)(名詞)(助動詞)(他動詞)

(直訳)多くが変わってしまった。

(意訳)時は移り

   It         was   songs   of        love        that             I  would sing   to  then

(代名詞)(be動詞)(名詞)(前置詞)(名詞)(関係代名詞)(代名詞)(助動詞)(自動詞)(前置詞)(副詞)

(直訳)そのとき僕が歌ったラブソングたち

(意訳)好きだったラブソングの数々

   And            I’d     memorize each word

(接続詞)(代名詞+助動詞)(他動詞)    (形容詞)(名詞)

(直訳)僕が覚えた歌詞のひとつひとつ

(意訳)想い出の歌詞の数々は

  Those   old   memories still sound good      to       me

(接続詞)(形容詞)(名詞)  (副詞)(自動詞)(形容詞)(前置詞)(代名詞)

(直訳)かつての記憶たちはまだ心地よく響いて

(意訳)懐かしい思い出として心地よく

 As        they      melt   the  years away

(接続詞)(代名詞)(他動詞)(冠詞)((名詞)(副詞)

(直訳)過ぎた日々(の辛い記憶)を溶かしてくれると同時に。

(意訳)辛い思いでさえ癒してくれて

Every sha-la-la-la , every wow-wow still shines

Every shing-a-ling-a-lings-aligns

That they’re startin’ to sing so fine

     All        my      best memories come back clearly   to      me

(形容詞)(代名詞)(形容詞)(名詞)(自動詞)(副詞)(副詞)(前置詞)(代名詞)

(直訳)僕の素晴らしい記憶の数々が明らかによみがえる。

(意訳)懐かしい記憶の数々とともに

  Some    can      even   make    me       cry

(形容詞)(助動詞)(副詞)(他動詞)(代名詞)(自動詞)

(直訳)僕を泣かせるものさえある。

(意訳)僕に涙さえ流させる。

  Just   like    before     it’s     yesterday once more

(副詞)(副詞)(前置詞)(代名詞+be動詞)(名詞) (副詞) (形容詞)

(直訳)まるでかつての過ぎ去った日のように

(意訳)記憶のなかだけのことであっても。

Every sha-la-la-la , every wow-wow still shines

Every shing-a-ling-a-lings-aligns

That they’re startin’ to sing so fine

 

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【dictions】

Part2 に記載します。

 

楽曲の紹介も10曲目になりました。「カーペンターズ」の「イエスタデイ・ワンス・モア」は1973年の発売なので、間もなく(現在2021年)50年が経ちます。カーペンターズはこれまでも2曲を取り上げましたが、発音が明瞭で文法も割と理解しやすく、英語学習を志向する諸君には格好の教材でしょう。

洋楽を楽しもうとしたとき、和訳の際には文化、価値観、それらの表現に相違が現れることは致し方ないことです。和訳に挑む際には、英語の語学力に加えて日本語ネイティブとしての知識を導入する能力も必要になります。楽曲中の和訳には私の主観も割り込ませてもらいました。日本の文化や価値観に照らした日本語表現が和訳には関わってきます。ガチガチの英文法に縛られず

聞き手が独自の価値観の中で楽しむことが、洋楽を楽しむための手法の一つと理解してください。楽曲に限らず、解釈に個人の想いを反映させることは悪いことではないと思います。好きな楽曲の歌詞を学びそこに個人の解釈を加えて楽しみ、文化と価値観の違いを受け入れることころに語学を超えた深さや楽しさがあると考えます。おそらく、このサイトを英文法の理解を深めようとする諸兄には楽しく学んでいただくことを期待します。

9-1.I just called to say I love you(心の愛)スティービー・ワンダー_part1

    No      new     year’s  day       to  celebrate

(形容詞)(形容詞)(名詞) (名詞)     (前置詞)        (他動詞)

(直訳)祝う新年ではないし

(意訳)新年のお祝いでもないし

   No    chocolate    covered       candy hearts to   give away

(形容詞)(名詞)  (自動詞-過去分詞)(名詞)(名詞)  (前置詞)(他動詞)(副詞)

(直訳)チョコレートに包まれたキャンディ、心を贈るための

(意訳)想いを伝えるチョコレートキャンディがあるわけじゃないし

   No       first      of    spring    no     song to  sing

(形容詞)(名詞)(前置詞)(名詞)(形容詞)(名詞)(前置詞)(自動詞)

(直訳)春の初めに歌うべき歌がない

(意訳)春の初めに歌ってあげる歌があるわけじゃないし

   In      fact         here’s         just   another  ordinary   day

(前置詞)(名詞)(副詞+be動詞)  (副詞)(形容詞) (形容詞)  (名詞)

(直訳)実際にただの普通の1日がある。

(意訳)実はただのちょっとした一日なんだ。

    No     April    rain no    flowers bloom

(形容詞)(名詞) (名詞)(形容詞)(名詞)  (名詞)

(直訳)4月の雨も無く咲く花も無い

(意訳)花が咲く頃の雨が降る4月でもないし

   No   wedding Saturday within   the   month   of      June

(形容詞)(名詞) (名詞) (前置詞)(冠詞)(名詞)(前置詞)(名詞)

(直訳)6月中の土曜日に開かれる結婚式は無いし

(意訳)ジューンブライドを祝う週末の式典もない

  But        what       it          is,             is    something true

(接続詞)(代名詞)(代名詞)(be動詞) (be動詞)  (代名詞)(形容詞)

(直訳)けれどもこれこそ真実なんだ。

(意訳)でもこれが本心なんだ。

 Made   up    of     these  three  words that          I  must       say   to   you

(他動詞)(副詞)(前置詞)(代名詞)(形容詞)(名詞)(関係代名詞)(代名詞)(助動詞)(他動詞)(前置詞)(代名詞)

(直訳)言わなきゃならない3つの言葉なのさ

(意訳)どうしても聞いて欲しい言葉なのさ。

     I    just  called     to       say      I      love   you

(代名詞)(副詞)(他動詞)(前置詞)(自動詞)(代名詞)(他動詞)(代名詞)

(直訳)僕はただ君が好きなことを伝えるためだけに電話したんだ。

(意訳)ただ、想いを伝えたいだけなんだ

     I    just called       to          say     how    much    I        care

(代名詞)(副詞)(他動詞)(前置詞)(自動詞)(副詞)(形容詞)(代名詞)(他動詞)

(直訳)僕はただどれほど(想いを)大事にしているかを言いたいだけさのさ

(意訳)僕がどれほど想っているのか

     I    just   called     to       say      I     love     you

(代名詞)(副詞)(他動詞)(前置詞)(自動詞)(代名詞)(他動詞)(代名詞)

(直訳)僕は「愛してる」と言うためだけに電話をしました。

(意訳)愛を伝えたい、ただそれだけさ。

   And     I       mean     it     from  the   bottom of     my    heart

(接続詞)(代名詞)(他動詞)(代名詞)(前置詞)(冠詞)(名詞)(前置詞)代名詞)(名詞)

(直訳)僕は心の底からの想いを伝えているんだ。

(意訳)想いの丈を伝えたいだけなんだ。

    No summer’s    high       no  warm    July

(形容詞) (名詞) (形容詞)(形容詞)(形容詞)(名詞 )

(直訳)夏の盛りの暖かい7月でもない。

(意訳)夏の盛りの7月でもないし

夏の盛りでもなく暖かい7月でもないし

    No  harvest moon     to     light   one     tender August night

(形容詞)(名詞)(名詞) (前置詞)(他動詞)(形容詞)(形容詞)(名詞)  (名詞)

(直訳)優しい8月の晩の収穫の頃の月も無いし

(意訳)収穫の時期の柔らかい8月の月灯りもなくて

   No  autumn breeze  no         falling    leaves

(形容詞)(名詞) (名詞)(形容詞)( 自動詞-現在分詞)(名詞)

(直訳)秋のそよ風はないし落ち葉もないし

(意訳)秋のそよ風が葉を落とすわけでもない。

  Not   even     time for     birds   to             fly  to   southern skies

(副詞)(形容詞)(名詞)(前置詞)(名詞 )(前置詞)(自動詞)(前置詞 )(形容詞) (名詞)

(直訳)鳥たちが南に向かって飛んで行く時期でさえないし

(意訳)渡り鳥たちが飛んで行く時期でもない

   No   Libra  sun      no  Halloween

(形容詞)(名詞)(名詞)(形容詞)(名詞)

(直訳)天秤座に太陽が差し掛かる時期でもハロウィーンでもないし

(意訳)日差しが心地良い季節でもハロウィンの時期でもない

    No      giving           thanks     to      all     the    Christmas joy     you     bring

(形容詞)(他動詞-現在分詞)(名詞) (前置詞)(形容詞)(冠詞) (名詞) (名詞)(代名詞)(他動詞)

(直訳)君が連れてくるクリスマスの歓びに感謝を示すわけでもなく

(意訳)君もたらしてくれるクリスマスに感謝をしているわけでもない

   But        what       it          is,       though    old        so     new

(接続詞)(代名詞)(代名詞)(be動詞)(接続詞)(形容詞)(副詞)(形容詞)

(直訳)でも、それでも、古くて新しい何かです。

(意訳)それでも古いけれども新しい何か

    To          fill       your   heart      like        no       three   words could    ever   do

(前置詞)(他動詞)(代名詞)(名詞)(接続詞)(形容詞)(形容詞)(名詞)(助動詞)(副詞)(自動詞)

(直訳)君の心を満たす3つの言葉だけで満たして欲しい

(意訳)3つの言葉だけでは伝え切れない愛が君を満足させてくれしたらいいのに

 

I just called to say I love you

I just called to say how much I care

I just called to say I love you

And I mean it from the bottom of my heart

 

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【dictions】

Part2 に記載します。

 

連載は9曲目になりました。

今回案内する楽曲は「スティービーワンダー」「I just called to say I love you    」(心の愛)です。それまでの彼の楽曲とは少し違う雰囲気の曲ですが、聴き易く、英語を学ぶための良い教材にもなると考えて取り上げました。彼の楽曲には、その他にも「Isn’t she lovely」「happy birthday」など魅力的な楽曲が多数あります。「You are the sunshine on my mind」は近いうちに取り上げたいと思います。

次回は「カーペンターズ」の「yesterday once more」を紹介します。

8-1.Just the way you are (素顔のままで)ビリー・ジョエル‗part1

 

  Don’t     go   changing        to           try    and      please    me

(助動詞+副詞)(自動詞)(自動詞現在分詞)(前置詞)(他動詞)(接続詞)(他動詞)(代名詞)

(直訳)変ってゆかないで。僕を喜ばせようとしないで

(意訳)今のままでいて。無理をしないで。

 You      never let    me  down before     

(代名詞)(副詞)(他動詞)(代名詞)  (副詞)  (副詞)

(直訳)君は以前に僕を落ち込ませることは無かったんだ、

(意訳)君が僕を困らせたりしたことなど無いのさ。

 Don’t           imagine       you’re   too    familiar

(助動詞+副詞)(自動詞)(代名詞+be動詞)(副詞)(形容詞)

(直訳)あまりにも親しくなり過ぎることを想像しないで

(意訳)二人の距離を気にし過ぎないで

   I        don’t      see     you anymore

(代名詞)(助動詞+副詞)(他動詞)(代名詞)(副詞)

(直訳)僕はこれ以上君と付き合っていけない。

(意訳)そんなことを考えなくてもいいのさ。

    I    would not   leave       you       in      times    of     trouble

(代名詞)(助動詞)   (副詞)(他動詞)(代名詞)(前置詞)(名詞)(前置詞)(名詞)

(直訳)僕は辛い中でも君を捨てるとはしないよ。

(意訳)いくら辛いときでも君から離れることはないよ。

 We    never could have  come   this      far

(代名詞)(副詞)(助動詞) (助動詞)  (自動詞)(代名詞)(副詞)

(直訳)僕たちは決してこんなに遠くまで来たことなんてなかったんだ

(意訳)これからも一緒だよ。

     I   took the good times ,    I’ll            take    the    bad     times

(代名詞)(他動詞)(冠詞)(形容詞)(名詞)  (代名詞+助動詞)(他動詞)(冠詞)(形容詞)(名詞)

(直訳)僕は楽しい時を受け入れるし、辛い時も受け入れるつもりさ。

(意訳)楽しかったことも辛いことも僕は受け入れるよ。

  I’ll           take   you        just  the     way    you        are

(代名詞+助動詞)(他動詞)(代名詞)(副詞)(冠詞)(名詞)(代名詞)(be動詞)

(直訳)僕は君があるそのままを受け入れるよ。

(意訳)僕はありのままの君が好きなんだ。

   Don’t     go    trying   some     new    fashion

(助動詞+副詞)(自動詞)(自動詞現在分詞))(形容詞)(形容詞)(名詞)

(直訳)いくつかの新しいおしゃれは試そうといないで

(意訳)目新しいことは求めないよ。

  Don’t       change the  color      of       your    hair

(助動詞+副詞)(他動詞)(冠詞)(名詞)(前置詞)(代名詞)(名詞)

(直訳)君の髪の色を変えないで

(意訳)髪色なんか気にしないで。

 You    always   have     my    unspoken passion

(代名詞)(副詞)(他動詞)(代名詞)(形容詞) (名詞)

(直訳)君はいつも言い様のない感情を抱いているね

(意訳)言葉にしづらいだろうし

Although    I    might not    seem care

(接続詞)(代名詞)(助動詞) (副詞)(自動詞)

(直訳)僕が気遣うようには見えないかも知れないけれどもけれども

(意訳)僕が気付かないこともあるかもしれないけれども

    I         don’t   want   clever conversation

(代名詞)(助動詞+副詞)(他動詞)(副詞)  (名詞)

(直訳)僕は賢い会話を欲しているのではありません。

(意訳)僕は気の利いた会話をしたいわけじゃあないんだ。

   I     never   want  to         work     that       hard

(代名詞)  (副詞)(他動詞)(前置詞)(自動詞)(代名詞)(形容詞)

(直訳)僕はけっしてあのように熱心に働くことを望みません。

(意訳)がんばりすぎないで。

     I        just   want   someone    that              I    can         talk          to

(代名詞)(副詞)(他動詞)(代名詞)(関係代名詞)(代名詞)(助動詞)(自動詞)(前置詞)

(直訳)僕は話しかける誰かが欲しいだけなんだ

(意訳)僕はいつもそばにいてくれる(特別な)人がいてほしいだけなんだ。

      I      want       you     just     the  way     you        are

(代名詞)(他動詞)(代名詞)(副詞)(冠詞)(名詞)(代名詞)(be動詞)

(直訳)僕は君にただあるようにいてくれることを望んでいるよ。

(意訳)君はそのままでいいんだ。

      I      need   to    know      that     you    will       always be

(代名詞)(助動詞)(前置詞)(他動詞)(接続詞)(代名詞)(助動詞)(副詞)(be動詞)

(直訳)僕は君がいつもいてくれるか知っている必要があるんだ。

(意訳)君はどうなってゆくかを知ってみたい。

The      same     old     someone  that        I   knew

(冠詞)(形容詞)(形容詞)  (名詞)(関係代名詞)(代名詞)(他動詞)

(直訳)僕が知っていた同じ古い誰か

(意訳)僕が知っているそのままの君でいてほしいな。

   Oh,     but       what    will    it  take  till       you  believe   in      me

(間投詞)(接続詞)(疑問代名詞)(助動詞)(代名詞)(他動詞)(前置詞)(代名詞)(自動詞)(前置詞)(代名詞)

(直訳)ああ、君が僕を信じてくれるまで何をするのか。

(意訳)君が僕を信じてくれるにはどうすればいいのだろう。

The      way       that            I        believe      in         you

(冠詞)(名詞)(関係代名詞)(代名詞)(自動詞)(前置詞)(代名詞)

(直訳)僕が君を信じているように。

(意訳)僕が君を信じるのと同じように。

       I     said       I     love        you        and  that    forever

(代名詞)(自動詞)(代名詞)(他動詞)(代名詞)(接続詞)(代名詞)(副詞)

(直訳)僕は言った。僕が永遠に君を愛すると。

(意訳)僕に言えるのは、僕はいつまでも君を愛するということなんだ

And          this          I      promise  from      the   heart

(接続詞)(代名詞)(代名詞)(自動詞)(前置詞) (冠詞) (名詞

(直訳)そして僕はこれを約束するよ、心から

(意訳)だから僕は約束するよ、心から。

     I     couldn’t   love      you     any    better

(代名詞)(助動詞+副詞)(他動詞)(代名詞)(副詞)(形容詞)

(直訳)僕はこれ以上深く君を愛することはできないんだ

(意訳)僕はこれ以上はないほどに君が好きなんだ。

     I     love  you  just the  way you are

(代名詞)(他動詞)(代名詞)(副詞)(冠詞)(名詞)(代名詞)(be動詞)

(直訳)僕はただのあるがままの君が大好きなんだ。

(意訳)ありのままの君を愛しているんだ。

I    don’t     want clever conversation

(代名詞)(助動詞+否定)(他動詞)(副詞)  (名詞)

(直訳)僕は賢い会話を欲しているのではありません。

(意訳)気の利いた会話なんていらないんだ。

I  never want  to    work  that  hard

(代名詞)(副詞)(他動詞)(前置詞)(他動詞)(代名詞)(形容詞)

(直訳)僕はけっしてあのように熱心に働くことを望みません。

(意訳)がんばることなんて無いんだよ。

I   just someone that    I  can  talk  to

(代名詞)(副詞)(代名詞) (関係代名詞)(代名詞)(助動詞)(自動詞)(前置詞)

I      want you  just  the way you are

(代名詞)(他動詞)(代名詞)(副詞(冠詞)(名詞)(代名詞)(be動詞)

 

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【diction】

Part2 のリリースの際に掲載します。

 

8曲目は「ビリー・ジョエル」の「just the way you are(素顔のままで)」を取り上げます。リリースから40年以上が経過しますがまだまだ色あせない名曲です。メロディーラインの美しさが秀逸ですが、英文法の学びの点か見てもいくつかのテーマを見つけられます。今回は、「助動詞」に言及します。楽曲でも登場する「might」は学校では「may」の過去形と教わることが多いようですが、「may」「~かもしれない」「~してもよろしい」との和訳で理解しても「might」の和訳は「~かもしれなかった」「~を許された」とはなりません。助動詞の過去形の和訳が「~だった」となることは稀です。文法上の注意点は折りに触れて案内しますので、可能な限り、歌詞を目で追いながらオリジナルの楽曲を聞いてみてください。英文法は一朝一夕で習得できるものではありません。

 

7-2.tomorrow(トゥモロウ)ミュージカル「アニー」からpart2(文法編)-副詞の修飾

The sun’ll come out tomorrow

Bet your bottom dollar that tomorrow. There’ll be sun

Just thinking about tomorrow

Clears away the cobweb, and the sorrow. ‘Til there’s none

When I’m stuck with a day that gray, and lonely

I just stick out my chin and grin, and say oh

The sun’ll come out tomorrow

So you gotta hang on ‘til tomorrow.

Come what may

Tomorrow, tomorrow. I love ya tomorrow

You’re always a day away

Tomorrow, tomorrow. I love ya tomorrow

You’re always a day away

 

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【dictions】言い回し

sun’ll:=sun will  しばしば「‘ ll短縮形で使われます。

The sun’ll come out:「太陽は昇ってくる(はず)」と和訳しました

out には動きを表現するニュアンスがあります

will:~するつもり(話し手の意思が含まれます)will は高い確率

推量を意味する助動詞(以下、右にゆくほど意思が強まります。

could <might<may<can<should<ought to<would<will<must

Willはtop of the worldでも触れていますが今後も助動詞について説明します。

Bet your bottom dollar

 bet:(他動詞)~を賭ける(受動態は不可)           

  過去形、過去分詞      共にbet

 Bet your bottom dollar(直訳)君の底にあるドルを賭ける(有り金を賭ける)

          ⇒(意訳)きっと良いことがある

Clears:文の動詞(他動詞)として使われており、「~を澄ませる」と訳せます。

I’m stuck with a day:立ち往生している

 stuck はstick(他動詞)の過去分詞形で

    突きとおす、くっつけるなどの和訳ができます。

I just stick out my chin and grin

 (直訳)私はあごと歯をむきだしにして出すだけ

 (意訳)私は耐え抜くだけ

gotta:「got to」または「have to」の省略形と理解できます。

 ⇒会話は頻繁に登場します。「gonna」との違いも理解しましょう。

 

7回目になります。

今回はミュージカル「アニー」でお馴染みの「tomorrow(トゥモロー)を取り上げました。この楽曲をカバーしたアーティストも少なくありませんが、歌詞には英語独特の表現もあり初心者向けには格好の対象なると考えて取り上げてみました。

初心者諸君に厄介な英文法の知識として助動詞の存在があります。

「will」の和訳にはしばしば「~だろう」「~するつもり」と表現されますが、

この単語は実施される可能性高いことが暗示されます。従って、「きっと~する」意思または「するはず」とのニュアンスが含まれます。可能性が低くなると採用される

単語には他の助動詞が採用されます。この点ついては別の楽曲でも触れてゆきます。

また、「will」が「be going to」と同じ意味であると教わると思いますが、

「計画された予定」である事実に基づきます。英語圏の国でタクシーを利用すると

運転手さんは「where are you going」と聞かれると思います。

 

 

英文法一つだけ学びましょう(ワンポイントgrammer) 第7回.副詞の修飾

楽曲中でも登場する「just」は誰でも「ただの~」とか「ちょうど」と単純な意味

ですが、ここでは副詞の修飾について述べたいと思います。副詞を理解するために

英語の品詞について述べます。国語の授業で学んだ通り副詞は用言(活用できる

形容詞、動詞)を修飾します。否定語は後続の単語を否定します。以下に例文を

示します。

 I just don’t like her. ただ彼女を好きではない(嫌い)(not を修飾する)

 I don’t just like her. ただ彼女をただ好きな訳ではない(大好き)(like を修飾する)

Just thinking:thinking は動名詞で文の主語と理解できます。