歌に教わる英文法

洋楽を通して英文法を理解しましょう

19-1.try everything.~zootopiaから part1.

Oh,oh,oh,oh, Oh,oh,oh,oh, Oh,oh,oh,oh,

I messed up tonight .I lost another fight

今夜は最悪だった。また負けちゃった。

I still mess up but I’ll just start again

ずっとどん底。でもやり直せばいいだけさ

I keep falling down, I keep on hitting the ground

倒れてばっかり。こけてばっかり。

I always get up now to see what’s next

(直訳)僕はいつも立ち上がるさ。さあ、次を見てみろ。

(意訳)(でも)いつだって起き上がるさ。次は負けないさ。

Birds don’t just fly, they fall down and get up

鳥たちはただ飛ぶだけじゃあなくて、落ちてはまた起き上がる

Nobody learns without getting it wrong

誰も失敗なしで学ぶことなんてできないのさ

I won’t give up. No I won’t give in.

僕は(決して)あきらめない。僕は(決して)屈しない。

Till I reach the end and then I’ll start again

(直訳)目的にたどり着くまで。

(意訳)やりきるまで。またそれからまた始めるんだ.

No, I won’t leave I wanna try everything

(直訳)僕は(決して)逃げない。僕は何にでも挑戦するんだ。

(意訳)さあ、あきらめずに何にでも挑戦しよう。

I wanna try even though I could fail

何にでも挑戦しよう。それで失敗するかもしれなくても

I won’t give up. No I won’t give in

Till I reach the end and then I’ll start again

No, I won’t leave I wanna try everything

I wanna try even though I could fail

Oh,oh,oh,oh  Try everything  *

Look. How far you’ve come. You filled your heart with love

見て。どれほど遠くまで来たのか。君の心は愛で満たされているよ。

Baby you’ve done enough , take a deep breath

もう君は十分にがんばったんだ。大きく深呼吸してごらん。

Don’t beat yourself up

自分を責めなくていいよ。

Don’t need to run so fast.  Sometimes we come last, but we did our best

(直訳)そんなに早く走らなくていいよ。時にはビリになることもあるけれどがんばったんだ。

(意訳)息せき切って走ることはないよ。だめでもがんばったんだもの。

I won’t give up. No I won’t give in

Till I reach the end and then I’ll start again

No, I won’t leave I wanna try everything

I wanna try even though I could fail

 

I won’t give up. No I won’t give in

Till I reach the end and then I’ll start again

No, I won’t leave I wanna try everything

I wanna try even though I could fail

I’ll keep on making those new mistakes.

ぼくはきっとこれからも何度も間違いを犯すだろう」

I’ll keep on making them every day. Those new mistakes.

ぼくはきっと毎日なにかしらの間違いをおかすはずさ。

Oh,oh,oh,oh  Try everything  *

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【dictions】

Part2に記載します。

 

東京オリンピックパラリンピックが成功裏に閉幕しました。コロナ禍の中、それでも一生懸命に競技に取り組む選手の皆さんの一挙一投足に力や勇気をもらった方々も少なくないと思われます。オリンピックとパラリンピックを支えるコンセプトが「共生」であることは多くの場面で主張されているのは周知のとおりで、「多様性を受け入れましょう」という価値観が多くの人々に共有されることは喜ばしいことです。

今回取り上げる映画「ズートピア」はまさに多様性をテーマに据えたお話です。うさぎの主人公「ホップス」は街の平和を守る警察官という職業に憧れて、子供の頃からの夢を叶えますが、なかなか望む職場に配属されません。夢に破れて一度は故郷に戻りますが、些細な出来事から麻薬組織の存在を突き止め、主犯格に迫ってみると・・・

一度は仲違いしたキツネの「ニック」とのやり取りや警察組織に尊厳すら否定されても困難に立ち向かう「ホップス」の姿勢には、現実世界の我々にもチャレンジすることの意味を問いかけているように感じます。「try everything」の歌詞でもチャレンジする諦めない姿勢が歌われています。

 英文法の理解を深めようとすると動詞の使い方を理解することが重要です。特に動詞の使い方を誤ると文章を構成することができず、話し手の意図が伝わらない「broken」の英文になってしまいます。話し手の意図を正確に伝えるために正しい英文法を身につけたいものです。「try」は、後続する単語の使い方を正しく理解すれば、話し手の意図を正確に伝達することができるようになります。

1.try doing  「試しにやってみた」(できた)ニュアンスが伝わります。

2.try to do  は「チャレンジした」(できなかった)ニュアンスで伝わります。

英語では、「動詞」が後続する文書を規定します。

1.動詞の後には 「- ing」を要求する動詞

2.動詞の後には 「 to do」を要求する動詞

2種類が存在します。

例えば、「stop」の後には必ず 「‐ ing」 が続きます。

It stoped raining. が正解で

It stoped to rain. は誤りです。stop の後に「to do」は使われません。

このように、動詞によって後ろの表現が変わります。

stop / mind /  enjoy / finish / avoid / escape / give up / deny / practice

以上の動詞の後に 「to do 」は使えません。

例えば、英語で「歌を歌って楽しんだ」と表現する場合

We enjoyed singing.  となります。